キリスト教信者の女の子 ~エーメン19~
ピンポンして純子が出てくるのを待つ...
出てこない。
電気は灯いている...
怪しいなぁ~
純子の家厳しいからなぁ~
夜中に出るのは難しいんだろうなぁ~
だから言ったのにー!!
ちょっと家の前をふらつきながら煙草を吸う。
真美のことがやっぱり気になる...。
あんなに積極的なセックスだったのに、
もう会わないってほんとかよ!
そんなに簡単に吹っ切れるものなのかよ...
などどおよそ自分勝手に考えていた。
自分だって身代わりだって分かってるのに...
真美は蒼井に振られ、どうでもよくなっていたんだろうとは思う。
だから誰でもよかった。
都合のつく相手でそこそこ口の固そうな相手...
がオレだったんだろうなぁ~。
でも明日は真美もバイト先に来る日だった。
どんな顔をして会えばいいんだろう。
蒼井もバイトに来る。
変なことにならなければいいけどッて思った。
真美は一人っ子でお嬢様のように育てられてるから、
自我が強い。
明日そんな自我が爆発しないことを願うしかない...
純子の家の玄関が開き、おかあさんが出てきた。
「純子はいつも仕度が遅くてすいません」
「いえーそんな事、気にしませんから...」
「純子ねッ!大事な相談があるらしいから、聞いてあげてくれる?」
なんやねんオカン知ってるやン!!
うちのオカンとえぇ..全くおしゃべりなやっちゃ!!
オカンとはおしゃべり動物やわ!!!
ほどなく純子が出てきた。
純子「ごめん!待たせた?」
チョッと待ったけど、
オレ「全然!おかあさんと喋ってたし。」
純子「えぇ~?おかあさんも私と同じくらいおしゃべだからー。何話してたの?」
オレ「大事な話をしっとったで!内容は教えてくれへんけどなww」
純子「お茶しながらでもでもいい?」
オレ「良いよ!」
二人で深夜まで営業しているカフェに行った。
オレ「で、どうした?」
純子「......」
オレ「なんやのん!大事な話なんやろ!!!」
純子「なんでそんなに怒るの?」
オレ「怒ってへんがな、、、呼び出しといて喋れへんからやん」
純子「実はさー、結婚相手を親が勝手に決めててさぁーどうしようか迷ってるの...」
オレ「そんな事...今の世の中にあるんだ?」
純子「うん...」
オレ「子供のころからの言い名付けってやつ?」
純子「うん...」
オレ「よう分からんけど、良かったんじゃねーの?」
純子は、キッとオレを睨み、目を反らそうとしない。
オレ「オレを睨まんでもえぇがな...」
純子はポツリと言った。
純子「ほんとに良いと思ってくれてる?」
オレ「あぁ~良いんじゃない?」
純子「どうして会ったことも無い人と結婚しなきゃいけないわけ?」
オレ「それが言い名付けの由来じゃないの?」
オレ「【親が、将来娘が困らないように】って予約入れてくれただけの事じゃん!」
いつかそれで良かったって日が来るかもよ...
オレにはそれがいい日なのかどうなのかはさっぱり分からないケドね!
純子「にー君!...そんなに私って魅力無い?」
オレ「なにー今更ー!」
純子「にー君が誘ってくれたら私...どうにかなってたかもよ...」
オレ「純はオレに、そんなそぶり見せたことないやんか...
それにエッチしたら結婚しなけりゃって言ってたじゃんか。
オレはすぐにそんな風に考えられない。
性格は合うかもしれないけど、エッチの相性も確かめずに結婚
して離婚する奴だって世の中に一杯いるやんか!」
オレは少し声が大きくなってしまった。
エッチの相性だけで分かるわけじゃあないけど、もっともっと性格とか分かり合えなきゃ駄目だよ...
少し周りの目が気になった。
押さえよう..
オレ「純はさーマリッジブルーって奴なの?」
純子「まだ結婚する予定ないし...」
オレ「でも相手は決まってるじゃん?」
純子「親の言うとおりなんかならないよーもう!分からないの!ここまで言っても!もういい!鈍感なんだからー!にー君のバカーーー!」
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